『イエロー』スペシャルインタビュー
ヘザー・ウォールクィスト(脚本/女優)
動画配信は終了いたしました。
動画内容書き起こしテキスト↓
『イエロー』スペシャル・インタビュー
Q:TIFFに参加することへの想いは?
ヘザー・ウォールクィストさん:依田巽チェアマンとニック・カサヴェテス監督は昔からの親友です。東京国際映画祭に参加するのは、ニック・カサヴェテス監督にとって、一番の優先事項になっていました。
彼は、第15回TIFFにはスタジオ作品(『ジョンQ 最後の決断』)で参加しました。
今回自分のオリジナルのアイディアで作られた作品が、TIFFのコンペティション部門に選ばれたことは、私たちにとって大変名誉なことです。
Q:東京の印象は?
ヘザーさん:もともと水曜日まで滞在の予定だったのですが、あまりにも気に入ったので延泊することにしました。原宿でアニメのコスプレをしている若い女の子やエレベーターの床が光っているのもとても気に入りました。東京のイメージががらりと変わりました。本当に素晴らしいと思います。
Q:『イエロー』のテーマはどのように生まれたのですか?
ヘザーさん:ニックと私は人がどのように苦しみや痛みに対応しているのかということについてのストーリーを描きたいと思っていました。
出身に関係なく、この世の中にはたくさんの痛みがあります。そしてその対処の仕方は人それぞれです。瞑想する人、薬に頼る人、趣味に没頭する人など様々ですが、そのことの善悪を私たちが勝手に判断するのは良くないと思います。
この深刻な問題に光をあてて、こういうことがあってもいいんだよ、ということを伝えたかったのです。
Q:一番楽しかった撮影は?
ヘザーさん:一番楽しかった撮影は、教室に水があふれてくるシーンです。最初は水を後でCG合成するものとばかり思っていました。撮影当日にセットに行ってみたら、部屋の周りに膝くらいの高さまで囲いがされていました。本当に水を入れるつもりなんだとその時に気付きました。ホースが本棚のあちこちから飛び出していていきなり水がバーッと出てきました。撮影後には皆でその中で泳いで遊びました(笑)。本当にマジカルな1日でした。
観客の皆さまへ:
ヘザーさん:もし、このマジカルな90分を楽しみたいなら、ぜひこの映画を見てください!
(日本語で)どうもありがとう!
※ニック・カサヴェテス監督とヘザー・ウォールクィストさんへの公式インタビューの模様は→コチラから