2012.05.30
[更新/お知らせ]
【訃報】新藤兼人監督
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第23回TIFF コンペティション部門審査員特別賞受賞作品『一枚のハガキ』の新藤兼人監督が、5月29日、老衰のためお亡くなりになりました。享年100。
2010年、第23回TIFF コンペティション部門に『一枚のハガキ』を出品、”戦争の本質を伝えたい”と新藤監督自らの体験を基に製作された同作は審査員特別賞を受賞しました。
TIFF上映後の記者会見、受賞者記者会見にも登壇され、戦争に対して、映画作りに対しての印象深いお言葉を残されました。
新藤兼人監督は下記の作品を出品、TIFFに参加されました。
第23回(2010)コンペティション:『一枚のハガキ』(審査員特別賞受賞)
第16回(2003)ニッポン・シネマ・フォーラム メディア・セレクション:『ふくろう』
第5回(1992)NIPPON CINEMA NOW :『濹東綺譚』
第3回(1989)NIPPON CINEMA NOW :『さくら隊散る』
謹んで哀悼の意を表しますとともに心からお悔やみ申し上げます。
東京国際映画祭事務局
2011年10/31(日)受賞者記者会見
2010年10/27(水)『一枚のハガキ』公式記者会見
©2010 TIFF
受賞トロフィーを手にした新藤兼人監督
受賞トロフィーを手にした新藤兼人監督
©2010 TIFF
お孫さんであり、映画監督の新藤 風さん(右)と新藤兼人監督(左)
お孫さんであり、映画監督の新藤 風さん(右)と新藤兼人監督(左)