アメリカ合衆国大使館と公益財団法人ユニジャパン、第25回東京国際映画祭は、10月22日(月)夜、六本木ヒルズにおいて、「日米フィルムアカデミー」と題した上映イベントを開催することを決定いたしました。
『ロビン・フッド』(2010)製作総指揮などハリウッドの第一線で活躍するジム・ウィテカー氏の経験を基に、映画大国アメリカでの成功の秘訣、世界に通じる映画づくりの基本、資金調達や配給のしくみ、一流の人材が集まるアメリカの映画スクールの魅力など、映画づくりの舞台裏を披露する第一部と、9.11アメリカ同時多発テロの遺族を粘り強く追い、心の復興の軌跡を捉えたジム・ウィテカー監督によるドキュメンタリー『リバース』を日本初上映する第2部の二部構成。
グローバルな映画人を目指す日本の若き才能たち、次世代の映画界を担う気概にあふれた皆様、そしてアメリカ映画を愛する全ての方々の参加を募集しています。
参加費:
無料(申込み制先着順受付となります) ※日英同時通訳付き
オンライン参加申込み:
コチラから (日本語のみ)
イベントタイトル:
日米フィルムアカデミー
開催日:
10月22日(月) 午後6時30分~9時30分
会場:
六本木アカデミーヒルズ49 タワーホール
主催:
アメリカ合衆国大使館/公益財団法人ユニジャパン/第25回東京国際映画祭
*米国務省と南カリフォルニア大学映画学部の共同企画であるアメリカン・フィルム・ショーケースは、各種の賞を受賞したドキュメンタリー、長編映画、短編アニメなどのアメリカ映画を世界各地の映画祭などで上映するとともに、映画監督や専門家が作品についての講演や映画製作や映画研究に関するワークショップを行っています。
今回の『リバース』の上映とジム・ウィテカー氏の来日はアメリカン・フィルム・ショーケースの一環として実現しました。
映画『リバース』
projectrebirth.org
9.11アメリカ同時多発テロの遺族らを追ったドキュメンタリー。2011年1月にサンダンス映画祭で初上映。同年に優れた映像作品などに贈られるピーボディ賞を受賞した。映画は2002年から2009年にかけて、世界貿易センタービルからの生還者、現場で親友を失った消防士、母親が犠牲となった高校生、婚約者を亡くした女性、そして弟を失ったのち跡地再建に携わる建設作業員の5人の人生を記録。悲しみや喪失感、心の傷を乗り越え立ち上がっていく彼らの姿を、インタビューを軸に描く。映画では同時に、世界貿易センタービル跡地の定点観測撮影を過去に類を見ない規模で敢行。現場とその周辺に最大で14台のカメラを設置し、再建の様子を24時間365日、7年間にわたり克明に記録した。オリジナル楽曲はアメリカの著名作曲家フィリップ・グラスが担当。
監督/プロデューサー:ジム・ウィテカー
projectrebirth.org/bios/jim_whitaker
ウォルト・ディズニー・スタジオ内のウィテカー・エンタテインメント代表兼プロデューサー。非営利団体の資金集めのためのドキュメンタリー製作をきっかけに映画の世界に入る。ジョージタウン大学時代の同級生の事故死をきっかけに製作した、飲酒運転撲滅を呼びかける公共広告『LOADED』で賞を受賞。イマジン・エンタテインメントにて『8 Mile』『アメリカン・ギャングスター』『プライド 栄光への絆』などを製作総指揮。9.11後のニューヨークを訪れ再建と復興の記録を残そうと決意、プロジェクト・リバースを立ち上げる。