第24回東京国際映画祭に参加した映画人の皆さまからいただいた、TIFFに参加した感想などのコメントをリレー形式にて紹介します。
第6弾は、小林政広監督です。
小林政広監督は、コンペティション審査委員を務め、特別上映-「震災を越えて」にて監督作『ギリギリの女たち』が上映されました。
『ギリギリの女たち』は、2012年夏より全国順次公開予定。 『ギリギリの女たち』 公式ツイッター twitter.com/#!/girigiri_women
また3月9日(金)より開催される「第7回大阪アジアン映画祭」での上映が決定しております(3/11・18:30より梅田ガーデンシネマにて)。
さらに3月3日(土)からの連携企画「3.11から1年~東北映画特集」では小林監督の未公開作品『気仙沼伝説』も上映されます。
詳しくは 第7回大阪アジアン映画祭 公式サイト www.oaff.jp にてご確認ください。
Q:今回、審査委員としてTIFFへの参加はいかかでしたか?
小林政広監督:僕はこれまで何本か作品を出品してTIFFに参加していますし、以前(2000年・第13回TIFF)にはアジア映画賞審査員も務めました。自分を育ててもらった馴染みのある映画祭なので、なんとかその事に応えたいと思って望みました。
Q:審査は難しかったですか?
小林政広監督:そうでもなかったです、意外と(笑)
(審査員に)プロデューサーの方が二人いたので、見方が違うかと思ったんですが、『プレイ』の様なアーティスティックな作品を(審査委員長のエドワード・R・)プレスマンさんが積極的に押してくれたりして驚きました。嬉しかったです。
やはり僕は作り手ですから、新しい才能を発見するのが映画祭の目的であるべきだと思います。そういう才能に賞を与えて、今後の励みになるというのが大事なところではないかと思います。
小林政広監督
●関連ニュース
2011年10/23(日)コンペティション国際審査委員公式記者会見
2011年10/30(日)コンペティション国際審査委員公式記者会見
2011年10/29(土)『ギリギリの女たち』:舞台挨拶、Q&A
2011年10/24(月)『ギリギリの女たち』:舞台挨拶
コメント・リレー一覧:
第12弾 『U.F.O.』コン・グィヒョン監督&パク・サンヒョクさん&キム・チャンファンさん
第11弾 『ひとつの歌』杉田協士監督
第10弾 『J.A.C.E./ジェイス』メネラオス・カラマギョーリス監督&アルバン・ウカズさん&ケヴィス・パチョスさん
第9弾 『嘆き』モルテーザ・ファルシャバフ監督&シャドメ・ラスティン プロデューサー
第8弾 『キツツキと雨』沖田修一監督
第7弾 『ガザを飛ぶブタ』シルヴァン・エスティバル監督
第5弾 『避けられる事』エドモンド・ヨウ監督
第4弾 女優/プロデューサー杉野希妃さん
第3弾 アジアの風審査委員、『歓待』深田晃司監督
第2弾 『鏡は嘘をつかない』カミーラ・アンディニ監督
第1弾 『ももいろそらを』小林啓一監督