10/22(月)に特別招待作品『マリー・アントワネットに別れをつげて』の舞台挨拶が行われました。
まず初めに、観客のみなさんにひと言ずつお願いします。
ブノワ・ジャコー監督:こんばんは。こうして皆さんと会うことができ、そしてこの作品を観ていただくことができ、とても嬉しく思います。こんなことを言うと毎回言っているのでは、と思われるかもしれませんが、これは私の本心です。
レア・セドゥさん:私も皆さんとお会いできて嬉しく思います。というのも、東京は私が大好きな街なので、ずっと訪れたいと思っていたのです。その街の皆さんに私が出演した映画を観て、楽しんでいただけたらと思います。
日本の印象、特に日本の人々の印象はいかがですか?
ジャコー監督:スクリーンの前の観客というのは、国による違いはないと思っています。この映画は世界のどこに行っても通用する映画だと思いますので、日本の皆さんにも楽しんでいただけるのではないかと思います。
皆さん、セドゥさんが髪を切っているのを見てびっくりされませんでしたか?とても似合っていますよね!髪を切ったのには理由があるんですか?
セドゥさん:映画のために髪を短く切りました。
セドゥさんは日本が好きだと仰られていましたが、どこか行きたいところはありますか?
セドゥ:行きたい場所はあるのですが、その名前を忘れてしまいました。でも、迷子になったようなかんじで東京の街をぶらぶらしたいと思います。
ヴェルサイユ宮殿のシーンがとても魅力的だったのですが、実際にヴェルサイユ宮殿で撮影されたそうですね。何か大変なことはありましたか?
ジャコー監督:みなさんこの映画を撮るのは大変だっただろうなと思われるかもしれませんが、とても簡単でしたよ。(笑)あまりにも簡単すぎて難しくなってしまいました。(笑)
セドゥさん、実際のところはどうでしたか?
セドゥさん:私にとっても、撮影は難しいものではありませんでした。ヴェルサイユ宮殿を貸し切っての撮影や、普段は入れないところに入ることができたことはとても楽しい思い出です。
日本のお客さん方は『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』や『ルルドの泉で』、『ミッドナイト・イン・パリ』などでセドゥさんをご存じだと思います。セドゥさんは、今回歴史劇を演じられてどうでしたか?
セドゥさん:とても気に入りました。この映画はフランスの王政が終わる時期という、フランスにとってとても重要な時期を描いています。私にとっても、この役は重要な役でした。
監督はレアさんと一緒にお仕事されてみて、いかがでしたか?
ジャコー監督:明確に申しますと、レア・セドゥという女優に魅了されていたので、私の作品に出演してほしいとオファーしました。みなさんも本日レアとお会いになって、おわかりでしょう?