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2012.10.31
[イベントレポート]
「朴璐美さんを知り、この人しかいないと思ってオファーしました」―10/25(木)日本映画・ある視点『あかぼし』:舞台挨拶

10/25(木)、日本映画・ある視点部門出品作品『あかぼし』の上映前、吉野竜平監督、主演の朴璐美さん亜蓮さんによる舞台挨拶が行われました。

©2012 TIFF

 

声優業をメインとして活動している朴さんは、今作で初めて長編実写映画の主演に挑戦することになった経緯について、「吉野監督から突然オファーをいただきました。最初は事務所が断ろうとしていたのですが、作品が気になり脚本を読ませていただいたところ、とても感動して、直接監督とお会いすることにしました。とても懐の深い方だったので、彼とだったらひとつの作品を作ることができるのかなと思い、参加を決意しました。実は、私も今日初めて完成作を見ます。本当はもう1年後くらいに見たいところですが(笑)、みなさんと同じ気持ちで上映を見ることができればと思います。」と語りました。
 

©2012 TIFF

 
今まで朴さんが声優として参加する作品を観たことがなかったという吉野監督は、「実は、脚本を書き始めたときは違う女優さんを想像しながら書いていました。しかし、脚本を書き進めるにつれ、段々キャラクターとその女優さんにずれが生じてきているように思いました。そんな時、あるきっかけで朴さんのことを知り、動画や画像を見たらとてもしっくりきました。その後脚本がスラスラ進むようになって、この人しかいないと思い、ダメもとで声をかけました。」と朴さんに熱烈なラブコールを送ったきっかけについて語りました。
 

©2012 TIFF

 

舞台挨拶中ずっとマイクを構えていた亜蓮くんは、「よろしくお願いします!」と元気よくご挨拶。
 

©2012 TIFF

 
最後の写真撮影では、亜蓮くんを笑わせようと吉野監督と朴さんが左右からくすぐるなど、和やかな撮影現場の様子が垣間見えるようでした。

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