『まつゆう*の”東京国際映画祭”ビギナーズダイアリー』
東京国際映画祭も、いよいよ中盤戦に入りましたね。
私は2本目「日本映画・ある視点」部門から『はなればなれに』を鑑賞させていただきました。今回は、私初めての『舞台挨拶(SA)』と『Q&A』付きの上映となりました。
・『Q&A』についてはこちらの記事を読んでくださいね。
http://2012.tiff-jp.net/news/ja/?p=12028
まず、映画の上映前に司会者が軽く映画の説明をしてくれます。
そして、監督が舞台へたち簡単にご挨拶、映画の本編が上映され、監督に直接質問ができる『Q&A』で締めくくられます。
私がこの映画を選んだ理由は、ジャン=リュック・ゴダール監督作品、アンナ・カリーナ主演『はなればなれに』と同タイトルで、メインキャストも同じく3人だったこと。いったいどういった感じになったのか凄く気になったんです。
映画は見終えると、やはり昔のフランス映画へのオマージュをいっぱい感じました。
『Q&A』で監督は、
すべてのシーンに今までの映画のオマージュが入っていていることがあります。名作の表現をもう一歩アップデートして、深く違う形で表現したい思いから…
とおっしゃっていましたが、
可愛い映画が好きな私は高校時代いっぱいフランス映画を見ていたので、上映中に『きっとこのシーンはコレかな?』なんて頭の中で重ねてみたりして。脳内シュミレーション!
上映後に行われた初体験の『Q&A』。
『どんなものかな?』と、じっくり見ているとお客さんも上映が終わったばかりなので司会者さんと監督が軽くトークセッションして、場を温めてくれるます。
2つほど司会の方が質問してから『さて会場のみなさんご質問は?』と問いかけ、ちょっぴり恥ずかしがりながらも、ひとりが質問を始めると、次から次へ質問が湧いてきます。
映画論の質問をする人もいれば、お洋服の色の話題、食べ物はなんでこれを使ったんですか?なんて、食いしん坊な話題まで!(笑)
難しいことばっかり聞かなきゃいけないってことでもなく、ちょっとした可愛い質問にも答えてくれるアットホームな空間でした。
『はなればなれに』は、私の感想だと凄く判りやすい映画ではないと思います。「これってどういう意味なんだろ?」とかちょっと謎が残る感じ。とくにこういうタイプの映画に『Q&A』があるっていうのは、直接監督に質問ができちゃうわけだから、いいかも!って思いました。
最後にちょっぴり可愛い豆知識。
映画といえば、ポップコーン!なんて思ってる私。映画館に行くといい香り〜。
『映画祭ってポップコーン食べちゃいけないのかな?』と思って聞いてみたら、『売っているので食べても大丈夫ですよ!』とスタッフの方が言っていました。おとなりの方の迷惑にならないように気をつけて映画を楽しみましょう!
・10/21(日) 日本映画・ある視点部門『はなればなれに』:Q&A
■まつゆう*
アーティスト / モデル / ブロガー / コラムニスト / プランナー
1998年より独自目線で「かわいい」をテーマにファション・ビューティ・カルチャーなどの情報発信を始め、ブログ・SNS・ストリーム中継などで活躍するデジタル時代のアーティスト。2008年には米Wired.comが「日本のセレブブロガー」の1人として紹介。Glam.comでブログが英訳・韓国語訳されている。Ustream映画番組『生シネ』(2010年~)でメインMCをつとめるなど、映画にインスパイアされたファッションやヘアメイク、雑貨についてのコラム執筆も多数手がける。著書に『iPhoneキレイ撮りカメラ入門』(共著:小学館)ほか
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